約5000万年前の昆虫たちの姿を見事に留めている琥珀鉱床群が発掘された。琥珀の中には、55科にわたり、700を超える種の昆虫が確認されている。その中には、古代のハチやシロアリ 、アリもいる。 琥珀は木の樹脂が地中に埋没し、長い年月の間に固化したものだ。
この蜂はどうして琥珀に密封されてしまったのでしょうか
琥珀は樹脂が地中で固化してできるものであるため、石の内部に昆虫(ハエ、アブ、アリ、クモなど)や植物の葉などが混入していることがある。こうしたものを一般に「虫入り琥珀」と呼ぶ。 小説『ジュラシックパーク』では、架空の設定として、琥珀に閉じ込められた蚊から恐竜の血液を採取し、その中に含まれているDNAから恐竜を蘇らせている。
とのことで、アリ位なら、迷いこむこともありそうだ。
しかし蜂はどうして琥珀に密封されるのだろう。
飛んでいた蜂が疲れてフラフラになって
一休みしようと思ったところが木の樹脂の部分でそのまま足を取られ、
ついには固定されてしまい5000年経ったとも考えられるが
たとえば火山爆発で人間が溶岩に飲み込まれて固定されるのとも違って
かなり時間がかかるものだろうから
そこが不思議だ
ーー
電子顕微鏡などで観察したい時に
薄い切片を作る必要があるのだが
たとうば蜂などは薄く斬れといっても組織を固定しにくいので切りにくい
そこで全体を樹脂に埋め込んで、樹脂ごと薄くスライスする
琥珀に密封された蜂はそんなことを連想させる
それにしても、5000年!