北九州市若松区沖の響灘で、漂流していたゴムボートに乗っていたとみられる内閣府の男性職員(30)が遺体で見つかっていたことが31日、第7管区海上保安本部(同市)への取材でわかった。内閣府などによると、男性は1月に国際会議に出席するため韓国・ソウルに向かった後、消息を絶っていた。7管は事件の可能性も視野に調べている。  7管によると、18日午前9時45分ごろ、同区響町の約500メートル沖で、「ゴムボートが漂流し、中に人が倒れているようだ」と118番通報があり、巡視艇が約30分後にボートの中で倒れている人影を

北九州市若松区沖の響灘で、漂流していたゴムボートに乗っていたとみられる内閣府の男性職員(30)が遺体で見つかっていたことが2014-1-31日、第7管区海上保安本部(同市)への取材でわかった。内閣府などによると、男性は1月に国際会議に出席するため韓国・ソウルに向かった後、消息を絶っていた。7管は事件の可能性も視野に調べている。
 7管によると、18日午前9時45分ごろ、同区響町の約500メートル沖で、「ゴムボートが漂流し、中に人が倒れているようだ」と118番通報があり、巡視艇が約30分後にボートの中で倒れている人影を確認。ボートは荒波で転覆したため捜索していたところ、20日朝に防波堤直下の海中で男性の遺体が見つかった。死因は「調査中」としている。
 7管は職員を発見した当時、男性が黒色のジャンパーと黒のズボン姿だったとしていた。31日の取材では詳細を明らかにしなかった。
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福岡県北九州市の沖で先月に見つかった内閣府の男性職員(30)について、この男性のものとみられる荷物が韓国・ソウル市内のホテルに別人の名前で預けられていることが分かった。
 先月18日、北九州市若松区の沖で漂流するゴムボートが発見され、2日後に内閣府の30歳の男性職員の遺体が海中から引き揚げられた。捜査関係者によると、男性職員は外傷はなかったが死後1週間ほどが経過していて、ウォン紙幣を所持していたという。
 また、男性職員が乗っていたゴムボートには発見時、船外機がついていたという。
 男性職員は出張のため先月上旬に韓国に入国した記録があり、この職員のものとみられる荷物が韓国・ソウル市内のホテルに別人の名前で預けられたままになっていることが新たに分かった。
 第7管区海上保安本部では事故や事件、自殺などの面から調べを進めている。
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北九州沖・内閣府職員変死:韓国に先月渡航 出国記録なし
 北九州市若松区沖の響灘で1月にゴムボートが転覆し、遺体で見つかった内閣府のキャリアの男性職員(30)は、留学先の米国から1月上旬に韓国へ渡航していたことが、内閣府などへの取材で分かった。韓国からの出国記録はなく、発見時には韓国製の服を着ており、多数のウォン紙幣も所持していたという。
 内閣府などによると、男性職員は内閣府のシンクタンク「経済社会総合研究所」
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先月、北九州市の沖合でゴムボートが転覆して、近くで遺体で見つかった 
内閣府の男性職員が、韓国入国後に南部の都市、プサンでクレジットカードを使って、 
ゴムボートに付ける小型のエンジンなどを購入した可能性のあることが分かりました。 
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死亡の内閣府職員 出国記録なし 
先月、北九州市の沖合で漂流していたゴムボートが転覆して、近くで韓国に入国したまま消息が分からなくなっていた内閣府の30歳の男性職員が遺体で見つかりました。 
遺体に目立った傷痕はなく、また職員が韓国から出国した記録はないということで、海上保安本部が発見されるまでの経緯について捜査しています。 
先月18日、北九州市沖の防波堤近くで「ゴムボートが漂流し、中に人が倒れている」という連絡を受け、第7管区海上保安本部が救助に向かったところ、ゴムボートは高波で転覆し、2日後に近くの海底から内閣府に勤務する30歳の男性職員が遺体で見つかりました。 
遺体に目立った傷痕はないということです。 
この職員は先月上旬にソウルで開かれる国際会議に出席するため、留学中のアメリカから韓国に入国しましたが、韓国を出国した記録はなく、日本に帰国した記録もないことが捜査関係者への取材でわかりました。 
また、職員が乗っていたと見られるゴムボートは韓国製で、韓国の通貨ウォンの紙幣を所持していたということです。 
海上保安本部は職員の死因を調べるとともに、発見されるまでの経緯について捜査しています。