空気がよめない人の問題について言えば、興味深いことに、「なにか言ってしまったあとで、場の雰囲気を損ねたことが分かって、しまったと思う」と語ることがある。完全に空気がよめないわけではないのだ。 発言する一瞬前には、その発言がどのように空気を変えてしまうのか、予測できないでいる。発言したあとで、空気が変わったことを痛切に感じる。 空気がよめないのではなくて、現在の空気もわかるし、自分が何かを発言して、空気が変化「した」ことは痛切に分かるのだが、自分の変化によって変化「するだろう」ことが予測できない。 予

空気がよめない人の問題について言えば、興味深いことに、「なにか言ってしまったあとで、場の雰囲気を損ねたことが分かって、しまったと思う」と語ることがある。完全に空気がよめないわけではないのだ。
発言する一瞬前には、その発言がどのように空気を変えてしまうのか、予測できないでいる。発言したあとで、空気が変わったことを痛切に感じる。
空気がよめないのではなくて、現在の空気もわかるし、自分が何かを発言して、空気が変化「した」ことは痛切に分かるのだが、自分の変化によって変化「するだろう」ことが予測できない。
予測機能の障害なのだと思うがどうだろうか。全部ではないかもしれないが一部はそのようなものではないかと思う。