社会は厳しい、会社は厳しいということになっているのだが
一部の会社または組織は大変ゆるゆるでどうなっているのかなと思うくらいだが
まあそれでいいのだろう
莫大な利益があればそれはそれで勝手なのだし
そんな余裕があるのも、多くは税金のおかげらしい
ゆるゆるの会社があるとして、同じ業務を厳しい運営でやれば当然勝てるはずなのだから
ゆるゆるの会社が生き延びるためには、厳しい会社の参入を何かの方法で妨害することが必要だろう
いろいろあってゆるゆるの会社はそのままで生き延びていて
経営陣も遠い将来の見通しなどどうでもいいらしく
ひたすら現状維持である
そのような安穏な場所を見つけて自分のために確保できるというのも
立派な社会的能力であって
厳しい会社で立派に働く能力と釣り合うくらいのものなのだろう
大多数の人には迷惑だけれども
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連想するのはたとえばスポーツだ
身体能力が高ければ良い成績が残せるだろうが
そうでなくても
ルールをよく知るというのも勝ち残る方法らしい
ついでにルールを変更したり審判を買収したりも
生き残る効率のよい方法なのだろう
効率よく儲けたら関係者に利益分配できるので仲良しが形成されるが
それを嫉妬する人たちも登場するはずで
だんだん仲良しの人数は増えてしまう
そして広く薄く共有するに至る
すると反対派も、身内に数人は利益関係者がいたりして、反対したとしても、あまり徹底はできなくなる
結果として曖昧な現状維持に落ち着く
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対戦型の競技ならば相手の癖を見ぬくことで能力の代用とすることもできる
そんなことに一所懸命になるのならば
やはりルールが悪いのではないかと思う
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スポーツでは、相手に勝とうと思って練習を続けて怪我をすることが多いと感じる
限界に挑むのだから当然のようではあるが
健康なことではない
筋肉が大きくなりすぎれば腱が切れるのは当然である
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マイナーなスポーツで地位を築くという方法も有力な選択肢だろう
何のためにそんなことを、と思う人は多いだろうが
やる人がいるのだから、たぶん何かの意味で有効な戦略なのだろう
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フィギュアスケート女子は寒い氷の上でなぜあのような寒い衣装をつけているのだろう
それなのに三回転ジャンプとか無理なことを要求している
男子は別段寒そうではないからそれも不思議だ
バレエの衣装の引用なのだろうが
バレエがあのような衣装になったのには貧しくて暗い歴史がある
ダンサーは商品だったし、舞台はカタログだった
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陸上競技でも露出は増えていると思うし
ビーチバーレーとかという種目もある
別に水に入るわけでもないのになぜ水着でやっているのか
健康でいいなと思っている人はどのくらいいるのだろう
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男子でも怪我と隣り合わせだが
薬物使用の問題もある
女子ではハードなアスリートたちは大抵の場合、無月経になると言われていた時代があった
月経があるようだとまだ練習が足りないというわけである
現代でどうか知らないが
昔のそんな状況は一種の虐待ではないかと言われたこともあるように思う
一時的に無月経になったほうが勝てるなら、それでいいという人達が多かったように思う
最近フィギュアスケートの女子選手で妊娠出産した人がいたので
多分時代は変わっているのだろう
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ダイエットコントロールも厳しいので
ときに拒食症となり、ときに過食・嘔吐となる
バレエやフィギュアスケートではジャンブの筋力は必要で
しかし全体の体重は少ないほうが有利となる
ロシア14歳の天才少女エレーナ・ラジオノワが紹介されているが
いつも天才少女が輝いている業界である