特定秘密保護法案
あなたは特定秘密保護法違反ですと言われた時に
どうしてですか、何が特定秘密なんですかと問えば
それは秘密だから教えられないと言われてしまう
そういうことなの?
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もちろん、法律全体の趣旨として、そんなことを規定しているのではなくて、
軍事・外交方面の米国と共有する秘密を公務員が漏洩した時に処罰することにして
これがあるから担当の公務員は新聞記者に秘密を漏らしたりしない
ということにしたいのだろう
しかし反対派の心配は、それならば現在の法律で充分ではないのか
現在の法律で取り締まることができない分野があるのだろうか
それとも心理的な効果を狙っていて
これで公務員の良心はますます麻痺し
マスコミの心理もますます萎縮することを目指しているのだろうか
主権者の知る権利と国家運用上の秘密保持の必要と
妥協線をどこに引くかということなのだろうが
特定秘密保護法案は秘密保持の必要だけを目指した法律のように思われる
いままでの線引きを変更しないといけないくらい
主権者に知られてはいけない秘密が増える未来社会を想定しているのだろうか