情報端末が小さくなるに連れて、一度に表示できる情報量は小さくなり、
短歌とか俳句の程度の情報がぴったりという感じになっている。
これは日本文芸にとってはいいことかもしれないと思う。
しかしまた一方で、情報が少ないところで何かを伝えるためには
省略を補う「独自の文法」を知る必要があるが
それについてはまとまったものがないのだから
集団の先輩に教えてもらうのが早い
そうなると先輩は権力を持つようになる
独自の意味とか独自の省略を発信する人が集団内で密かに権力を握るようになると
結局息苦しい現実社会の再現である