世の中が高度に専門化してくると
専門家の言うことはどんどん難しくなるし
専門内で生きていくだけで結構大変で
一生かかってしまう
人生はあっという間に過ぎてしまうのである
それがいやならばどの分野にも素人のままで生きていくという方法もあるが
あまりおすすめではない
どの分野にも素人で、しかも充分な知性を持っているという状態は
現代ではたぶん元々の大金持ちにしか可能ではないだろう
そして自分自身は大変物足りないと感じるだろう
一般人に受けそうな評論家とかならできそうだけれど
それにしても現代では情報の優位を保持することが難しいだろう
もう充分だなというところで抜けて
何か別のことをするとか考えたいのだろうが
マンションのローンが残っていて
子供の教育費が必要な場合には
できるはずもない
友人関係も大体は仕事つながりなので
仕事を替わってしまうと友人関係も切れてしまう
何とか生きていくだけでもなかなか大変な社会である
「俺は今年就職の院卒25才で、それなりの専門知識を身につけて誰もが羨む企業に就職した。
でも、仕事で必要なスキルの習得に追われるばかりで、
例えば絵を描く等の全く新しい分野の技術を極める事は一生無いのだろうなとおもうと悔しい」
とのことだ
とのことだ