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「裸のシェフ」として日本でも有名になったジェイミー・オリヴァー。イギリスではまだまだセレブシェフとしてテレビにレシピ本にと大活躍を続けています。
イギリスのセレブは社会的な活動に熱心なものですが、ジェイミーはとくにこれが活発。「裸のシェフ」シリーズで人気者になり、大手スーパーとの長期契約などでお金が手に入ると、自分のレストランで、ドラッグや犯罪で荒れまくっている無職の若者を見習いとして雇用、一人前に育てることを始めました。すでに9年目ですね。
また、ニンジンやタマネギを見せてもそれが何なのか知らない子どもが多いイギリスの食文化の貧しさに一念発起、「Feed me Better(もっといいもの食べさせて)」という食育キャンペーンを立ち上げ、学校に給食の改善を迫ったり、栄養の基礎知識を伝えたり、家庭でも料理は簡単につくれることを訴えたりしてきています。
こういった活動はそれぞれテレビシリーズとして展開もされ、とくに学校給食と食育の活動シリーズ「Jamie’s School Dinners」はかなり大きな話題になっていました。子どもに毎日ファストフードを食べさせて平気な人が多いイギリスということもあり、この貢献は本当に偉大だったのです。
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裸のシェフ、料理する環境アクティビストに