“ 一体何のために運行しているのかよくわからないバス路線というのがたまにある。毎日、朝物凄く早い時間帯に1往復しかしてなかったりとか。地方ならともかく、首都圏で。 朝日新聞朝刊の地方版に神奈中バスの淵24路線についての記載があった。この淵24は淵野辺駅北口を午前7時に出て、登戸に午前8時頃に着く便と、その帰りの1往復しか運行されておらず、それも日曜日限定という、週1往復しかない幻の路線だ。 20kmの区間でそれなりに栄えた地域を通るバリバリの都市住宅路線なんだけど、何せ週1で朝早い1往復だけというシロ

一体何のために運行しているのかよくわからないバス路線というのがたまにある。毎日、朝物凄く早い時間帯に1往復しかしてなかったりとか。地方ならともかく、首都圏で。
朝日新聞朝刊の地方版に神奈中バスの淵24路線についての記載があった。この淵24は淵野辺駅北口を午前7時に出て、登戸に午前8時頃に着く便と、その帰りの1往復しか運行されておらず、それも日曜日限定という、週1往復しかない幻の路線だ。
20kmの区間でそれなりに栄えた地域を通るバリバリの都市住宅路線なんだけど、何せ週1で朝早い1往復だけというシロモノなので、利用客はほとんどいないらしい。
これ、免許維持路線なのだそうな。神奈中は県内に700路線を抱えているが、うち10路線ほどが、こういうアリバイ作りのためだけに申し訳程度に運行している路線なんだとか。バス路線の免許というのは一度廃止すると再取得が難しいので、走らせているという実績を示すためだけに週1往復運行している。
調べてみたところが、奈良には何と!月1往復という免許維持路線(大川原-近鉄向島)があるらしい。免許維持の必要最低条件って月1本が下限なのね。
「都市部で週1本」幻のバス路線の意味