心理療法が実質何をしているのかと
考えるのだが
つまり脳にどんな変化を与えているのかを
考えると
特に変化を与えてはいないと思う
ただ、他人の一言で大きく傷つくことがあるのは明白で
カウンセリングの中で傷つくことがあり
傷付きを癒されることはある
ただそれにしても人と人とが相対していて
意識するしないにかかわらず多少なりとも他人に影響を与えることになる
それが治療のためであって
自分の全能感を満たすためではないとか
昨日講演会で聞いたことの再演をして満足するためではないと
明確に意識しないといけない
しかしながら
その部分をざっくりと取り除いてしまうと
一体何が残るのか疑問ではある
この辺りを考えるとロジャースしかないような気もする
家族療法などでもまず大事なのは情報とか背景の共有なんだと思う
そもそもの前提条件を間違えている人は少なくないものだから
そして前提条件が一致すれば
その後の論理とか感情も一致することが圧倒的に多いものなのだから
関係者を集めて前提条件を揃えることは大きな意味がある