0から6歳の間にお金持ちの家に育った子供は一生風邪をひきにくい体質
と紹介されているが
これは個人の生き残りには有利であるが
種の生き残りにはあまり有利ではないと考えられる
私の考えでは
男性はウィルス感染して
精子にウィルス由来の遺伝子が組み込まれ、突然変異が進行する
カゼを引きにくい体質は、子孫においても現状維持の体質である
カゼを引きやすい貧乏な家の子は、このままではジリ貧であるから、
遺伝子を改造して、突然変異に賭けるのである
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こんな事情からすれば、
最近よく言われる、親の年収が子供の学力と強い相関があるとか
そんな話は、測る尺度が間違っているのだと思う
親の年収と子供の学力は、いずれも、現在の適応を示しているに過ぎない
未来の適応は未来の尺度で測る必要がある
それが何であるかは、未来になってみないとわからないのだから、
どの突然変異が未来の優秀者であるかも、分からない
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最近の、親の七光りで生きている子供を見ると、
社会は進歩をやめて停滞しているのだとひしひしと感じる
政治の世界、テレビ芸人の世界、これらは典型的に親の七光りである
親が長生きして子供がある程度成長してもまだまだ親の影響力がある
エベレストに登った三浦という人は息子を売り出すことが仕事だと思っているのだろうか
一緒に何かをコマーシャルしている
親と同じく立派な子供が続くのは単に尺度が一定だからに過ぎないだろう