米公立図書館がAmazon.comのKindleに蔵書を貸し出すサービスを開始

米公立図書館がAmazon.comのKindleに蔵書を貸し出すサービスを開始
米Amazon.comは現地時間2011年9月21日、同社の電子書籍リーダー端末やアプリケーションのユーザーが、米国図書館の書籍貸し出しサービスを利用可能になったと発表した。全米1万1000以上の公立図書館の蔵書、数百万冊が対象になるとしている。
 利用者は最寄りの図書館のWebサイトにアクセスし、事前に取得した図書館カードを使って手続きを行う。好みの本を選んだら「Send to Kindle」ボタンを押すとAmazon.comのサイトにリダイレクトされる。Amazon.comのアカウントでログインした後は通常の書籍購入と同様にコンテンツの転送先を選ぶ。転送先は電子書籍リーダー端末「Kindle」のほか、iPhoneやiPad、Android、BlackBerry、Windows Phone用のKindleアプリーション、またはWebアプリケーション「Kindle Cloud Reader」など任意のものを選択できる。書籍コンテンツは無線LAN(Wi-Fi)やUSBケーブル経由で転送される(関連記事:Amazon.com、電子書籍リーダーのWebアプリ版「Kindle Cloud Reader」を公開)。
 なお図書館カードは事前に最寄りの図書館で発行してもらう必要がある。また貸出期間は図書館によって異なる。期限の3日前と期限日が過ぎた時点で通知の電子メールがAmazon.comから送られてくる。
 借りた書籍コンテンツには、ハイライトや注釈を書き込むことができ、しおり機能も利用できる。これらの情報はAmazon.comのサーバーに保存され、データ同期機能「Whispersync」を使って、次回同じ書籍を借りたり、Amazonから購入したりした際に、記入した内容が表示される。このほかFacebookやTwitterへの投稿機能、ハイライトや注釈の共有機能も用意している。
ーーー
そうなったらどうなるのかな
でもそうなるだろうな
と問題になっていた話
いよいよ実現
期限をつけることで著作権に対応ということなのだろうか