患者さんは患者さんでそれぞれに
心理学とか精神医学とか心療内科とかを思い描いている
接する情報が古いと
精神分析とか森田療法とかをイメージしている場合もあるし
新しければ
アメリカで流行中のマインドフルネスとかアクセプタンスアンドコミットメントとか
あるいはビジネス寄りの
心理学をイメージしている人もいる
それらにどの程度寄り添うのがよいのか治療者としては難しいところがある
押し付けてもけないし
教育的に接するとしても場合によっては限度がある
これは内科や外科でも同じ事で
病気の原因と治療法についてそれぞれが抱いている常識があるので
そこのところをインフォームド・コンセントの考えで
患者さんと治療者が一致できる地点を見つけることになる