“服役中はさぞかし反省して罪を償っていると思うでしょ? 全然! 「出たらまた一緒にやろうよ」みたいなやつばっかりだから。だって、そういう場所なんですよ。コネクションをつくる場所。クスリを止めたい、薬物依存から回復したいと思っている人はあまりいない。まだ“気がついていない”人ばっかりだから。”

“服役中はさぞかし反省して罪を償っていると思うでしょ? 全然! 「出たらまた一緒にやろうよ」みたいなやつばっかりだから。だって、そういう場所なんですよ。コネクションをつくる場所。クスリを止めたい、薬物依存から回復したいと … Read more “服役中はさぞかし反省して罪を償っていると思うでしょ? 全然! 「出たらまた一緒にやろうよ」みたいなやつばっかりだから。だって、そういう場所なんですよ。コネクションをつくる場所。クスリを止めたい、薬物依存から回復したいと思っている人はあまりいない。まだ“気がついていない”人ばっかりだから。”


“ 「彼氏ともう8年つきあっているから、結婚せずに別れるなんて……」  「10年務めた会社を、未来が暗くなったからといって、急にやめるのはもったいない」  「そうとうカネを突っ込んだ。今さら逃げられない」  こうした「過去」につぎ込んだコスト(これをサンクコストという)に囚われていると、未来を台なしにしてしまうことがあります。残念ながら、時間も、エネルギーも、お金も、一回つぎ込んだら戻ってくることはありません。  過去は戻ってこない。  大切なのは、「今・ここ」と「未来」。  変えられるのは、「今・こ

“ 「彼氏ともう8年つきあっているから、結婚せずに別れるなんて……」  「10年務めた会社を、未来が暗くなったからといって、急にやめるのはもったいない」  「そうとうカネを突っ込んだ。今さら逃げられない」  こうした「過 … Read more “ 「彼氏ともう8年つきあっているから、結婚せずに別れるなんて……」  「10年務めた会社を、未来が暗くなったからといって、急にやめるのはもったいない」  「そうとうカネを突っ込んだ。今さら逃げられない」  こうした「過去」につぎ込んだコスト(これをサンクコストという)に囚われていると、未来を台なしにしてしまうことがあります。残念ながら、時間も、エネルギーも、お金も、一回つぎ込んだら戻ってくることはありません。  過去は戻ってこない。  大切なのは、「今・ここ」と「未来」。  変えられるのは、「今・こ


“ ブッダの重要な教えのひとつである「インタービーング」(相即)は、「あらゆるものはそれ以外のものからつくられている」という深い洞察の智慧です。  ひとりの人を深く観ると、その中に宇宙全体とすべての祖先――が観えます。  私たちが存在する以前から存在してきた空気や水、喜びや悲しみ、数々の旅路――が観えてきます。  「在る(be)」ということの本当の意味は「存在しあう(inter-be)」ことなのです。  花がそこに在るために日の光や雲や大地を必要としているように、私たちはおたがいにかかわりあっています。

“ ブッダの重要な教えのひとつである「インタービーング」(相即)は、「あらゆるものはそれ以外のものからつくられている」という深い洞察の智慧です。  ひとりの人を深く観ると、その中に宇宙全体とすべての祖先――が観えます。 … Read more “ ブッダの重要な教えのひとつである「インタービーング」(相即)は、「あらゆるものはそれ以外のものからつくられている」という深い洞察の智慧です。  ひとりの人を深く観ると、その中に宇宙全体とすべての祖先――が観えます。  私たちが存在する以前から存在してきた空気や水、喜びや悲しみ、数々の旅路――が観えてきます。  「在る(be)」ということの本当の意味は「存在しあう(inter-be)」ことなのです。  花がそこに在るために日の光や雲や大地を必要としているように、私たちはおたがいにかかわりあっています。


“ 課題があるのに向き合うことができない場合、どうなるのでしょうか。 「その場合、『投影』が起こりやすくなります。投影とは、自分の中の問題を、人の問題として見ること。すると、その問題が起こったことを他人のせいにしたり、社会のせいにして、批判的に物事を見るようになるのです。周囲から見てとても頑固だったり、他人を受け入れられない人は、『人生の前半から後半に移行しようとしているステージにいるが、後半に移行できない』という状態にいる可能性が高いかもしれません」  そう考えると、「これでよかったのだろうか」「今

“ 課題があるのに向き合うことができない場合、どうなるのでしょうか。 「その場合、『投影』が起こりやすくなります。投影とは、自分の中の問題を、人の問題として見ること。すると、その問題が起こったことを他人のせいにしたり、社 … Read more “ 課題があるのに向き合うことができない場合、どうなるのでしょうか。 「その場合、『投影』が起こりやすくなります。投影とは、自分の中の問題を、人の問題として見ること。すると、その問題が起こったことを他人のせいにしたり、社会のせいにして、批判的に物事を見るようになるのです。周囲から見てとても頑固だったり、他人を受け入れられない人は、『人生の前半から後半に移行しようとしているステージにいるが、後半に移行できない』という状態にいる可能性が高いかもしれません」  そう考えると、「これでよかったのだろうか」「今


“ 「和」を持って尊しと言ったのは、聖徳太子です(元々は孔子の言らしいですが)。 本来の意味は「和」というのは意見の違う人たちと波風を立てずに妥協し、調和したふりをすることではありません。 自分の中に不満一杯で相手に対して悪意があっても「和を持って旨としないとね」という安直な妥協の産物と理解されていると思います。 「和」の本当の意味は、自分の中に正直に、自己に正直に生きるということ。 不平不満があれば、正直に表現してぶつけ合うこと。 悶々としつつ、保身のため言いたいことも言わないというのではなく、 ぶつか

“ 「和」を持って尊しと言ったのは、聖徳太子です(元々は孔子の言らしいですが)。 本来の意味は「和」というのは意見の違う人たちと波風を立てずに妥協し、調和したふりをすることではありません。 自分の中に不満一杯で相手に対し … Read more “ 「和」を持って尊しと言ったのは、聖徳太子です(元々は孔子の言らしいですが)。 本来の意味は「和」というのは意見の違う人たちと波風を立てずに妥協し、調和したふりをすることではありません。 自分の中に不満一杯で相手に対して悪意があっても「和を持って旨としないとね」という安直な妥協の産物と理解されていると思います。 「和」の本当の意味は、自分の中に正直に、自己に正直に生きるということ。 不平不満があれば、正直に表現してぶつけ合うこと。 悶々としつつ、保身のため言いたいことも言わないというのではなく、 ぶつか


“昨夜、一枚の写真を見て衝撃を受けた。 この写真は、原爆が落とされてまもなくの1945年9月、廃墟の長崎で写されたものだ。撮ったのは米空爆調査団のカメラマンとして日本を訪れた、ジョー・オダネル軍曹。 以下は、彼がこの写真を撮ったときの回想インタビューからの引用だ。 「佐世保から長崎に入った私は、小高い丘の上から下を眺め ていました。すると白いマスクをかけた男達が目に入りまし た。男達は60センチ程の深さにえぐった穴のそばで作業をし ていました。荷車に山積みにした死体を石灰の燃える穴の 中に次々と入れ

“昨夜、一枚の写真を見て衝撃を受けた。 この写真は、原爆が落とされてまもなくの1945年9月、廃墟の長崎で写されたものだ。撮ったのは米空爆調査団のカメラマンとして日本を訪れた、ジョー・オダネル軍曹。 以下は、彼がこの写真 … Read more “昨夜、一枚の写真を見て衝撃を受けた。 この写真は、原爆が落とされてまもなくの1945年9月、廃墟の長崎で写されたものだ。撮ったのは米空爆調査団のカメラマンとして日本を訪れた、ジョー・オダネル軍曹。 以下は、彼がこの写真を撮ったときの回想インタビューからの引用だ。 「佐世保から長崎に入った私は、小高い丘の上から下を眺め ていました。すると白いマスクをかけた男達が目に入りまし た。男達は60センチ程の深さにえぐった穴のそばで作業をし ていました。荷車に山積みにした死体を石灰の燃える穴の 中に次々と入れ


つらいときがあったらどうするか? それは簡単です。 事実と解釈を切り分けて考えること、まずはそれをするべきです。

“ つらいときがあったらどうするか? それは簡単です。 事実と解釈を切り分けて考えること、まずはそれをするべきです。 頭の中でやってもなかなかうまくいかないので、紙とペンを用意して「これは事実」「これは解釈」と分けていき … Read more つらいときがあったらどうするか? それは簡単です。 事実と解釈を切り分けて考えること、まずはそれをするべきです。