“
課題があるのに向き合うことができない場合、どうなるのでしょうか。
「その場合、『投影』が起こりやすくなります。投影とは、自分の中の問題を、人の問題として見ること。すると、その問題が起こったことを他人のせいにしたり、社会のせいにして、批判的に物事を見るようになるのです。周囲から見てとても頑固だったり、他人を受け入れられない人は、『人生の前半から後半に移行しようとしているステージにいるが、後半に移行できない』という状態にいる可能性が高いかもしれません」
そう考えると、「これでよかったのだろうか」「今までの自分は間違っていたのでは」と悩むことは、決して悪いことではないのでしょう。「自分は今、自覚しなかった自分に気付き始めてるんだ」と気付くことは、すでにミッドライフクライシスの第一段階をクリアしていると言えそうです。
”