STAP細胞事件であるが
やはりここでも父性的精神の欠如が見られると思う
偉い人ほど自己保身と組織保身に走っているという
軽々しい図が繰り広げられている
偉い人は社会の法と秩序と倫理を体現してしかるべきだろう
一方で社会の論評は概ね母性的である
科学的真実などというものと関係なく
すべてを対人関係や感情に還元してしまう
そういう人がいてもいいが
それは社会の半分でいいと思う
一方で法律家が登場しているが
問題の本質ではなく瑣末な言葉の解釈とか述べているようだ
日本の一部の法律家はこのようなもので法律の条文の間にある抜け道を探すことだけしている
一方で一部のマスコミは母親的に感情の微細事象に関心を向けている
子供が母親に甘えるような記者会見
父親はどこにいるのだろう
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理研の対応をまとめるとこんなふうになるそうだ
一部の解説では、過去に論文捏造疑惑事件があった時に、組織として推定無罪を前提にしていなかったため裁判で苦しい立場に立たされたことが、日本のある組織で実際にあり、それがあるので、今回理研は推定無罪を貫徹しているのだとか言うような話で、それはそれで筋が通っていると思ってはいた。
それが一転して、理研管理者側がユニットリーダーは未熟とか言うものだから、当然そこに弁護士はつけ込むのだが、全く非生産的だ。誰のためにもならない
悪意はなかった、結論は変わらないと言っても、それを実証することが求められているのに、信じてくださいというのでは科学の世界ではない。
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"成功したときの利益はありがたくいただくけど、問題が起きたら筆頭著者のユニットリーダーのせいという構図は、笹井副センター長にしても、大和教授にしても変わらないんですよね。同じことは大々的に宣伝した理研という組織そのものにも言えます。"との指摘
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一方で、セルシード社の話はだんだん細かい数字も出てきている。