STAP細胞騒動は
どのようにすればSTAP細胞ができるのか、あるいは結局できないのかの問題ではなく、
捏造と認定した理研の調査の仕方に間違いがあるとか、弁護士が出てきて法的な言葉で
人権の擁護とかそんな局面に入っているのかもしれない
捏造の定義とか言ってましたね
しかしいったいどうしようというのだろう
それは理研の内規によれば捏造には当たらない、単なる掲載写真の選択の間違いであると認定して欲しいのだろうか
理研が認めてももうどうしようもないだろう
世間の意見では、本当に作成できる技術があるのなら、ここまでこじれた理研にこだわることもない、
時間を浪費していないで、バカンティさんのもとで事実を正確に論文にすればいいだけのことだろう、という
発見の権利を主張するという意味合いの法的手続きではないらしいというのが納得出来ないところだ
発見の権利を主張し確保したいなら、理研上層部と法的な喧嘩をしている場合ではないだろう
というあたりから見ると、STAP技術は確立されていないらしいと推定されるのだが
しかし、だとすれば、これ以上、理研上層部の雇う弁護士と法律用語のやりとりをして何の意味があるのだろう
法律家にはいい仕事かも知れないが
それ以外の誰にとっても、時間の無駄だろう
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しかしながらぐだぐだにして尻すぼみにするはずのものが
トカゲのしっぽ切りになって一同沈黙だ
STAP説は、トカゲの尻尾を切ったら、そこから尻尾が生えるだけではなくて、
条件が良ければ、もう一匹、トカゲも発生するかもという話(まあ、ちょっと極端すぎるが)なので
トカゲの尻尾切りという表現もなかなか意味が深い
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それにしても、何をどうしたいと思っているのだろう
一人だけ捏造犯人というのは嫌だ、道連れを作りたいというのだろうか
報道を眺めている印象では分からないことばかりだ
どのあたりから、あれマズイなと思い始めたものか、そして野依所長先生を怒らせる前に事態を収拾する道もあっただろうに、
ここまで迷走しているのはなぜなんだろう
世紀の大発見を応援している、信じている、などと言われるとますます引っ込みがつかないのかも知れない
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なんとなく、大人の知恵が働かず、ここまで来てしまった印象がある