日本国はつけで飲み食いしている
つけがたまると利息が利息を産んで非常にまずいので
つけの利息を払うために日銀札を印刷する
どんどん印刷するぞ、物価上昇2%になるまで何が何でも印刷するぞ
というのだが
兌換紙幣ではない日銀券をいくらでも印刷したら
当然貨幣価値は暴落するはずなのだが
あまりインフレにもならないし
円安もいったん止まってしまった
わからないことばかりである
国内経済だけを考えればインフレになるはずだけれども
印刷したぶんが多分海外に行っている
それでインフレにならない
海外に行っていれば円安になるはずだけれども
海外は海外で紙幣を印刷しまくっていて、いい加減さというか無責任さではいい勝負で
しかしなぜだか結局破局的な事にはなっていない
アメリカデフォルトとか日本デフォルトとか言われることもあるが
そこはそれ、何とかするのだろうと、あまり緊迫感はない
若いうちならいいけれど、年をとってから自分の責任ではない経済異変に巻き込まれて
老後を貧しく送るのは嫌な感じだ
核戦争の危機と国家経済没落の危機と大地震と
何度も危ないと言われているうちに危機感が薄れ、起こってしまうと、あれだけ警告したではないかと言われるのだろう
つけで飲み食いして危ない橋をわたっても「まだ平気だ」と「不安を感じなくなっている人達」に引っ張られてしまう
「不安を感じる」まともな人達は、選挙多数決民主主義国家では強くなれない
向こう見ずで短慮のタイプが選挙で当選する
国民が欲しいのは将来の安心ではなく、次の選挙での現金だとすれば、辻褄は合う
今回みんなの党の渡辺氏が「60人を立候補させるのでその経費を応援して欲しい、当選したら政治資金が交付されるのでそれで支払う」というような約束をしたと報道されているのだが、
つけで飲み食いする感覚そのままだろう