典型的な映画脚本
普段正しく行きている人がいる
良くない人たちにいろいろと困ったことをされる
なるべく平和的手段で解決しようとするがうまくいかない
良くない人たちはますますしたい放題をする
堪忍袋の緒が切れて
暴力的制裁に出る
正しく生きている人は実は武道の達人で誰もかなわない
万事めでたく解決する
観客はスカッとして鑑賞を終わる
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一番の正義の味方が暴力も一番強くて
結果として正義は貫徹される
正義を支えるものは暴力なのかとあからさまに言うと困るのだが
実際はそういうことになる
正義だから強いのではなくて
強いから正義なのである
小規模な対人関係であれば
強い人は正義を行うことも多い
そうでない場合もあり、たとえば柔道のチャンピオンが道を踏み外したりする
集団になれば、相互監視の目があるはずであるが、規模が巨大になり
マスコミも巻き込んでの正義と暴力と宣伝ということになると
市民個人の目が届かなくなってしまうのだろう