“どっちへ行きたいかわからなければ、 どっちの道へ行ったって大した違いはない。 ルイス・キャロル” ーーー “「せや、不幸や。人間が変わるにはな、もうでっかい不幸が必要やねん。悩んだり、苦しんだり、もう死んでまおかなて思うくらいのでっかい不幸や。そういう時、人はやっと、それまでのやり方を変えんねん。人間なんてほっといたら楽な方、楽な方へ流れてまう生き物やからな」” ーーー “そしたらある審査会で、新人の原稿を見たときですが、男性二人がモラトリアムに生活している話があったんです。近所の仲良しで、いい大人

“どっちへ行きたいかわからなければ、
どっちの道へ行ったって大した違いはない。 ルイス・キャロル”

ーーー
“「せや、不幸や。人間が変わるにはな、もうでっかい不幸が必要やねん。悩んだり、苦しんだり、もう死んでまおかなて思うくらいのでっかい不幸や。そういう時、人はやっと、それまでのやり方を変えんねん。人間なんてほっといたら楽な方、楽な方へ流れてまう生き物やからな」”

ーーー
“そしたらある審査会で、新人の原稿を見たときですが、男性二人がモラトリアムに生活している話があったんです。近所の仲良しで、いい大人で二人暮らしして、あるときはたらたらと団子を食べたり、ある時は絵を書いたりして過ごしている。ある女性審査員が「あ、これはBLだと思って読むと面白い」って言ったんです。でも別の高齢の男性審査員はBLを知らないから「BLって何?」って聞いたの。で、「男同士の関係が恋愛なんじゃないかと思って読んで楽しむんです」って言ったら、「ああ、ゲイか」って。そしたら女性審査員のほうは「ゲイじゃありません!女の人が、この二人は恋愛関係にあるんじゃないかって見て楽しむという女の人視点からみたものが、ボーイズラブというものです!」って言ったんです。そこで私は「そうか、確かにゲイじゃないわ。妄想を膨らまして楽しむものだわ」って気付いた。 何故女の人は妄想を膨らまして楽しむのかというところに、男女の恋愛のヒントがあるんです。今の世界では社会のシステムかなにかに縛られていて、飛躍した発想で人を愛せない。もっと自由に人を好きになり自由に恋愛をしたいというのは、現実では確実に無理だから、ボーイズラブで楽しむということだそうです。”

ーーー
“実際にはそこにない色や物体が見えるようになるのに、幻覚剤は必要ない。感覚をほぼ遮断した環境にほんの15分間ほど身を置くだけで、精神的に正常な人の多くが幻覚を見る可能性があるという研究結果が発表された。
研究では、健康な被験者19人を、光と音を完全に排除した感覚遮断室に15分間入れた。その結果、通常なら脳に絶えず押し寄せている感覚情報を絶たれた被験者の多くが、幻覚や妄想、抑うつ感を経験したと訴えた。

この実験結果は、脳が自らの経験していることの出所を正しく認識できない場合、幻覚症状が現われるという仮説を裏付けるものだ。このような概念は、研究者の間で「ソース・モニタリングの誤り」と呼ばれる。

[ソース・モニタリングは、ある特定の記憶について、その情報源が何であったかを判断するメタ記憶の一種。中でも、事実と空想を判別するソース・モニタリングはリアリティ・モニタリングと呼ばれ、精神錯乱や薬物中毒などではこの能力が失われる。子どもにおいては不完全であり、正常な大人でも時おり混乱する]”
—     「感覚遮断」で幻覚出現:情報源の判断エラー説

ーーー
“原辰徳のNHK時代ってけっこうアレで、カル・リプケンが来たときに、以前に会ったことのある原さんが「また会いましたね!」を英語で言おうとして「See you again!」と冒頭で追い払おうとしてたのが印象的”

ーーー