“「崇高な目標を目指している私は素晴らしい。日常に満足している連中は馬鹿ばかり」といった見下しの目線を身につけ、その見下しをもって自己愛を充たすような、鼻持ちならない処世術を形成してしまったら、もはや社会適応はきわめて困難である――そういう鼻持ちならない処世術は他人からは透けて見えるので、どこで働こうが、誰と働こうが、必ずといっていいほど敬遠されるからだ。最終的には、『山月記』で言うところの“虎”になるしかない。”
“承認欲求の流動食”に依存する人々
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『山月記』で言うところの“虎”
は、ちょっと違うでしょうと
私は読解しているのだが