ドイツ総選挙の結果は、メルケル首相のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が得票率41.5%で勝利
第二党の社会民主党との大連立が予想される
メルケルはいまや欧州の女帝と言われ
ドイツの発言力は高まる一方である
メルケルはギリシャに対して超緊縮財政を要求している
社民党はやや方針が違うと伝えられていて
連立を組むに当たりどのような方針になるのかが注目されている
簡単にいえばギリシャのためにドイツの税金を使うのはやめてほしい、ギリシャ人はもっと働くべきだという人と
ギリシャに電化製品や車を売るのだから税金をつぎ込んででも消費地として維持すべきだという人とがいるようだ
ーーー
日本をユーロに置き換えてみればどうなるのだろう
原発や農業生産など地方のお陰で東京が成り立っているとも言われるし
東京からの税収で過疎地も維持できるとも言われる
日本が道州制をとって自分の収入で支出するようになれば
随分と構造が分かりやすくなるだろう
ーーー
アメリカだとこんな感じ
5位 ハワイ州
家計所得 6万6259ドル(655万9640円)
人口 139万2313人(11番目の低水準)
失業率 5.8%(12番目の低水準)
貧困水準以下の割合 11.6%(8番目の低水準)
→アメリカの楽園は、所得と雇用の面でも素晴らしいんですね。
4位 コネチカット州
家計所得 6万7276ドル(666万320円)
人口 359万347人〔22番目の低水準)
失業率 8.4%(14番目の高水準)
貧困水準以下の割合 10.7%(4番目の低水準)
→ヘッジファンドが立ち並ぶだけあって、所得が高い!
3位 アラスカ州
家計所得 6万7712ドル(670万3490円)
人口 73万1449人(4番目の低水準)
失業率 7.0%(22番目の低水準)
貧困水準以下の割合 10.1%(2番目の低水準)
→林業や漁業だけでなく、エネルギー関連が強いんです。
2位 ニュージャージー州
家計所得 6万9667ドル(689万7030円)
人口 886万4590人(11番目の高水準)
失業率 9.5%(5番目の高水準)
貧困水準以下の割合 10.8%(5番目の高水準)
→NYのベッドタウンですから、金融から広告など高所得関係者多し。
1位 メリーランド州
家計所得 7万1222ドル(705万980円)
人口 588万4563人(19番目の高水準)
失業率 6.8%(17番目の低水準)
貧困水準以下の割合 10.3%(3番目の低水準)
→国家安全保障局(NSA)のお膝元で、アンドルーズ空軍基地など軍施設が多し。バイオ関連のほか、ワシントン・D.C.のベッドタウンであることでサービス業もさかん。
監視プログラム「プリズム」で話題になったNSA、メリーランドにございます。
nsa
ちなみにワタクシが住むニューヨーク州はといいますと。
15位 ニューヨーク州
家計所得 5万6448ドル(558万8350円)
人口 1957万261人(全米3位)
失業率 8.5%(13番目の高水準)
貧困水準以下の割合 15.9%(22番目の高水準)
→NY市を有しつつ、全米で最も経済格差が大きいだけに中央値が下がります。
日本人の多いカリフォルニア州をみてみましょう。
11位 カリフォルニア州
家計所得 5万8328ドル(577万4470円)
人口 3804万1430人(全米トップ)
失業率 10.5%(2番目の高水準)
貧困水準以下の割合 17.0%(18番目の高水準)
→映画産業は斜陽ながら、IT産業の本拠地という貫禄を示します。
最も貧しい州はといいますと・・。
46位 ケンタッキー州
家計所得 4万1724ドル(413万680円)
人口 438万415人(25番目の低水準)
失業率 8.2%(17番目の高水準)
貧困水準以下の割合 19.4%(5番目の高水準)
→農業から自動車、医療施設、エネルギーへ産業を移行するも道のりは遠い。
47位 アラバマ州
家計所得 4万1574ドル(411万5830円)
人口 482万2023人(23番目の高水準)
失業率 7.3%(22番目の高水準)
貧困水準以下の割合 19.0%(7番目の高水準)
→ホンダやダイムラーの自動車メーカーが組み立て工場を設置し、航空宇宙や工業セクターに進出も所得の伸びは鈍い。
48位 ウェスト・ヴァージニア州
家計所得 4万196ドル(397万9400円)
人口 185 万5413人(13番目の低水準)
失業率 7.3%(22番目の高水準)
貧困水準以下の割合 17.8%(13番目の高水準)
→観光業や小売など、低賃金の職務に従事する割合が高い。
49位 アーカンソー州
家計所得 4万112ドル(397万1090円)
人口 294万9131人(19番目の低水準)
失業率 7.3%(19番目の高水準)
貧困水準以下の割合 19.8%(4番目の高水準)
→ウォルマートが本社を構えつつ、農業が主力産業で貧困率は20%を超える。
50位 ミシシッピ州
家計所得 3万7095ドル(367万2410円)
人口 298万4926人(20番目の低水準)
失業率 9.2%(6番目の高水準)
貧困水準以下の割合 24.2%(全米でワースト)
→2005年のハリケーン「カトリーナ」をはじめ洪水被害が多く歴史的に綿花産業からの脱却が困難で、貧困率は24.2%と全米で最悪。