"なぜアンゴラやコンゴ、モザンビーク、ルワンダでは紛争がおこるのでしょう
か。しかしその紛争の原因をマスコミは伝えていません。
世界の大陸の中で一番地下資源が豊かな大陸はアフリカ大陸です。石油、ダイ
ヤモンド、なんでもあります。例えば、“コルタン”という鉱石がないと携帯
電話も作れません。それもアフリカ大陸で採れます。
問題なのは、そういう資源は欧米諸国の企業がうまく盗みます。地下資源のた
めには紛争を仕掛けることもします。アンゴラでは欧米諸国が20年間ゲリラを
育てていました。欧米諸国はアンゴラまで毎日飛行機をおよそ60便も飛ばして
いました。そのアンゴラ行きの飛行機には大量に武器を積み、それを現地で下
ろし、その代わりに帰国する飛行機には地下資源等を持ち込んでいきました。
そういう中から紛争が始まったのです。
アンゴラに限らず、コンゴ民主共和国では石油は採れますが、その石油はフラ
ンス系石油会社が利益を得ています。紛争の原因は欧米諸国の企業と政府の一
部が、現地の一部を操って、わざと起こします。そして紛争中に資源を盗む機
会を探ります。これが紛争の原因です。そこに正義はありません。
話は少し外れますが、エイズの問題もそうです。もともとエイズは先進国の医
師たちがサルの血を人間に輸血しようとしたことから始まった病気です。その
事実も伝わらず、「アフリカ=エイズ」というイメージが広まっています。"