月: 2013年3月

“ 村上春樹の空論。 毒矢に刺さって苦しむ子供がいる。 そこに医者たちがやって来て論じはじめる。 一体この毒矢を射た者は誰か。 なぜ毒矢は射られたのか。 この毒矢の刺さった子供は誰の子で名前は何か。 身長はいくつで何歳か … Read more 文学している場合ではないのだ。

“原子力に夢を抱いて研究者になった小出裕章先生が原発に疑問を持ったきっかけは、ある原発建設地の地元民から「こんな田舎になぜ原発を作るのか。どうして東京に作れないのか」と問われ、それに対する論理的な回答がついに見出せなかっ … Read more これはシンプルだが、本質的な疑問だよね

救いが欲しいなら預言者か救世主に聞け、と語ったのは『職業としての学問』のマックス・ウェーバー。 学問がこんにち専門的に従事されるべき「職業」としてもろもろの事実的関連の自覚および認識を役目とするものであり、したがってそれ … Read more 救いが欲しいなら預言者か救世主に聞け

"この炊き方は秋田地方に江戸時代から伝えられてきた玄米の炊き方です。この「びっくり炊き」で炊くと、比較的短時間にふっくらと柔らかく白米のように炊きあげることができます。普通の鍋で炊けますし、長時間水に浸す必要も … Read more 「びっくり炊き」玄米

“ 俺は某業界の専門誌で新製品の紹介記事を連載しているんだけど、 仕事を始めて最初にぶつかった壁は「褒める事の難しさ」だった。 メーカーあっての商売だから、記事では製品の事を褒めるのが基本なんだが、 いざ褒めようとしても … Read more それ以上に驚いたのは自分の性格が変化していた事だ。 昔は他を否定することでアイデンティティを保っていたのに、 今は自己も他も共に認めることが出来る。

”総理大臣からリーディングカンパニーの経営者まで、国立大学の教授から全国紙の社説まで全員”総理大臣からリーディングカンパニーの経営者まで、国立大学の教授から全国紙の社説まで全員が「私の言葉の意味をうるさく訊かないでくれ、 … Read more ”総理大臣からリーディングカンパニーの経営者まで、国立大学の教授から全国紙の社説まで全員”総理大臣からリーディングカンパニーの経営者まで、国立大学の教授から全国紙の社説まで全員が「私の言葉の意味をうるさく訊かないでくれ、言ったことの責任を追及しないでくれ、私が言ったことをいつまでも記憶しないでくれ」と言い出したら、この国の言葉はどうなってしまうのか。 どこかで踏みとどまって、「自分で責任が取れる範囲のことしか言わない、言ったことには自分で責任を取る」という規矩を自分の発言に課すという節度を立て直さなければ