ビデオ捜査官

私の感じではビデオ捜査官というものがあるとして
精神療法はそんな感じなんです

その患者さんの言いたいことはビデオに既に録画されているとするでしょう
それを最初から全部順番に見ていくというのでもいいし
時間を指定して、どこからどこまで再生
というのでもいいでしょうね

でも面接者が指定するのはそこだけで
何を話しなさいとか、何についてはいかがですかとかというのも
限定しすぎの感じがある

じっとビデオを見て
必要ならば繰り返して再生する
その中で必要な情報を全て収集する

もちろん面接する人間の態度とか雰囲気とか
あるいは場所の設定とか料金のこと、時間のこととか、治療構造があるわけです
 
いっそのことカルテなんかやめて
ビデオで記録でもいいんですけれども
閲覧性が悪いので採用できないでしょうね