http://www.ted.com/talks/lang/ja/damon_horowitz.html
デイモン・ホロヴィッツ「刑務所の哲学」
http://www.ted.com/talks/lang/ja/damon_horowitz_philosophy_in_prison.html
善悪の判断を
数学の計算をするみたいに
正確に客観的に安定した再現性をもって出来ればいい
2+2=4
というのと
ある行為、たとえば殺人の善悪についてを比較すると
状況に依存して、という部分が違うのだろう
借金は絶対にダメという考えもあるし
場合によってはいいとも言えるし
借金できるならしたほうがいいという考えもあるのだろう
それは価値観とか人生観の違いと言われるものだけれども
善悪の判断つまり倫理的判断は
カレーライスの辛さの好み程度のものなのだろうか
カントの言うように
借金してもいいというなら、いつでも、誰にでもいいといえるか、そうでなければにらないとする考えもある
そうではなくて
それは状況によるのであって
一概に判断できないとも言える
そうならば『状況の兼ね合い』を判断しているアルゴリズムがあるはずで
そこが倫理判断アルゴリズムになっているはずである
そのようなアルゴリズムが未だに明確に見つかっていない
それとは別に刑法は各国で個別に定められていて罰則も違う
死刑があったりなかったりする
刑法を定める客観的基準はあるのかと言い換えてもよい
他人のパソコンや携帯の中を覗くのがどの程度の罪になるのか
まだこれからら判断される段階だろうと思う
それにしても、パソコンや携帯の中を覗くことから様々な不幸が始まっているようなので
不幸の入り口だと考えたほうがいいことは確かであるようだ