自己是認欲求(じこぜにんよっきゅう)は、
自己肯定欲求(じここうていよっきゅう)ともいわれます。
だれでも自分を認めて欲しいと思っています。
「自分をプラスに評価し、自尊心を高めたい」と思っています。
これは、自分で、自分を称賛しても満たされる欲求ではありません。
他人に称賛されることで満たされます。
この「自己是認欲求」をみたしてくれる人を、人間は好きになります。
ようするに、誉めれば、相手は、あなたを好きになるということです。
こんな実験もあります。
「好意の称賛・非難実験」といいまして、
好意度を、はじめと最後で変化させるとどうなるか調べたものです。
よい→悪い
悪い→よい
よい→よい
悪い→よい
の4つのパターンで、他人を評価した場合、あなたにたいする好意は、どのように変化するでしょうか。
あなたを好きだと感じる度合いが、一番高かったのは
悪い→よい
その次が
よい→よい
という結果でした。
最初に、相手を、低く評価(嫌っているような態度)しておいて、
あとで、高く評価(好意を示す態度)すると、
あなたに、とても好意を持つようになるということです。
これは、意外性が加わることが、原因です。
そして、蛇足になりますが、「よい→悪い」のパターンで人を評価すると、ものすごく「憎まれます」。かわいさ余って憎さ100倍。
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ツンデレ はこの一種。