前頭側頭型認知症では記憶の障害の前に人柄や行動に変化が表れます。順番待ちの列に割り込む、他人の家の花を摘むなどルールを無視した行動です。また話しかけられても反応しなかったり、家族の相談事に生返事だったり、自分の世界に浸っているような言動をとります。  初期は認知症らしくないので、うつ病や更年期障害などと診断されることが少なくありません。早期診断は難しい病気です。中高年になって他人や社会のルールを無視する傾向が出たら、前頭側頭型認知症を念頭に置き経過観察が必要です。  病気が進むとお菓子を食べ続けるなど

前頭側頭型認知症では記憶の障害の前に人柄や行動に変化が表れます。順番待ちの列に割り込む、他人の家の花を摘むなどルールを無視した行動です。また話しかけられても反応しなかったり、家族の相談事に生返事だったり、自分の世界に浸っているような言動をとります。
 初期は認知症らしくないので、うつ病や更年期障害などと診断されることが少なくありません。早期診断は難しい病気です。中高年になって他人や社会のルールを無視する傾向が出たら、前頭側頭型認知症を念頭に置き経過観察が必要です。
 病気が進むとお菓子を食べ続けるなど同じことを繰り返す傾向や、毎日決まった時刻に同じような行動(時刻表的行動)をとることがあります。同じ言葉を何回も繰り返して発するなど同じパターンの言動を繰り返し、妨害されると不機嫌になります。
 前頭側頭型認知症の人は自分本位の生活パターンになるため集団生活が苦手です。介護の際はその人の行動パターンを尊重した対応が重要です。
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というように紹介されているのであるが、
他人の気持ちを予想して行動できない。
また、こだわりが見られるようになる。
他人の気持ちがわからないということとこだわりが強いということは、
子供でも見られることで、
同じメカニズムで脳が故障しているのかどうか、気になる。