近所にあおい書店とくまざわ書店があり
どちらも中規模
お互いに歩いて三分もかからないくらいなので
ここらへんのサラリーマンさんが買うだろうとはいえ
競合で大変なのかなと思ってはいた
書籍や雑誌は価格破壊が起こっていないと思う
2015-3月末でやや規模が大きくて陳列もきれいなあおい書店が閉店してしまった
かなりの量の雑誌がおいてあった
場所柄かpc関係の本はとても充実していた
アマゾンでも丸善・ジュンク堂でも送料無料で買えるので
欲しい本が決まっている人は問題ない
どの本がいいかなという場合には
やはり本屋であれこれ見比べたりしたいものだ
本屋さんがなくなるというのは
出版文化の衰退の具現化のようで寂しい
出版文化にも編集者が愚かだとかの良くない面もあるのだが
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知人の意見によれば、
書店経営の問題点はひとつは値段で差別化できないことであるが
ひとつは万引き対策であるとのことだ
被害は少なくないらしい
万引きした本を現金化することも最近は簡単だから、という
アマゾンでも売れるし、ブックオフでも売れる
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これも知人の話であるが
町の小さな書店は雑誌を置いたり
子供の本をおいたりしているが
本当はベストセラーでも稼ぎたい
しかし東販や日販は小さな書店にベストセラーを回してくれないのだそうだ
赤字で困るようになるとアダルト関係をおいたりもするらしいが
すると子供が入りにくい店になってしまう
場所を分けたり棚の上の方においたりすると言っていたが
所詮は狭い店なので無駄というものだ
親としては、あの本屋には行かないことにしよう
図書館でいいよね
ということになる
コンビニで少しのスペースであるが雑誌などをおいてあることがあり
それも弱小書店の経営を圧迫しているのかもしれない
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先日は駅のキオスクが閉鎖されて、自販機がたくさん置かれているのを見た
スポーツ新聞も売れなくなってきているのだろう
どの人もスマホを見ている
東京メトロの100%子会社、メトロコマースでは11人の販売員が3月31日で定年退職を迫られる。メトロのキオスクの売り子。11人全員が非正規社員。時給950~1,100円という低賃金、月収は11万~13万円にしかならない。わずかな収入の中から家賃、公共料金を払うと、手元に残るカネはほとんどない。貯金など夢物語だ。それでいて退職金は1円たりとも出ない。非正規社員だからだ。貯金もない。退職金もない。