絵画療法で思うのだが
言葉で解説してしまうと
解釈は決定してすっきりするのだが
絵画という豊かなものが
言語という痩せたものに還元されてしまう
三次元のものが一次元になってしまう感じだ
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映画の解説があって、とりあえず映画を理解したい場合にはかなり便利だ
しかしそれは絵画を言葉で解釈しているのと同じだ
理解が進むのは確かだ
知らない知識もあるし、気がつかない場面の細部もある
わかった気分になれる
しかし映画も絵画もそれ以上のものだ
もやもやとわからない部分があるのもいいものだし
解説にはない自分なりの解釈があっても良いと思う