貧富の差がピケティ先生のNHK白熱教室でも問題になっている
ヨーロッパ大陸で貴族が資産を持ちすぎていたので
アメリカという新天地を見つけ
最初は資産格差のない社会が始まったのだろう
アメリカは時間が経つと資産格差もあるし労働所得格差も大きな社会になった
人間はできるだけ多く儲けたいと思っているものなのだから
アメリカで歴史とともに格差が拡大して当然ではないかとも思う
社会の平等を目指して働くというのは社会活動家(または浪費家または博打打ち)というもので
大抵の人は自分の局所的な所得最大化を目指すものだろう
そのような場所があると世界中から人を集めたら、アメリカのように格差の大きい社会になるはずだろう
ある人が人生をスタートするにあたって、ヨーロッパよりもアメリカが平等であった時期があるというだけだ
もちろん、いまではもう、理想的なフロンティアはどこにもない
多国籍企業による世界分割が完了している
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ソフトバンク社長やファーストリテイリグ社長の場合はオーナー社長で
自分で作った会社だから高収入も理解できる感じはするのだが
日産のゴーンさんなどの場合、とてつもない高収入の理由は何なのだろうかと思ってしまう
会社経営技術を身につけた、特別な階級があって、高収入を得ている感じで、
経営者として『渡り』をするのかと思ってしまう
ローソン社長からの横滑りがあった
そういう世界での付き合いが好きで、破格の高収入が好きならそれでもいいのだろう
庶民としては、別種類の人間が、別種類の価値観で生きているのだと眺めていればいいような気もする