いま世の中でいわれている格差社会の一面は資本格差であるが
一面は能力格差である
単純に言うと、能力のある人はどんどん仕事をして儲けたらいい、
その邪魔をしないようにしようという風潮である
停滞した社会を改革してくれるのはそうした傑出した個人であるから
というような考え
しかしまた一面では、だいたいどこの会社でも内部で、
能力ややる気のない社員を抱えて
有能な社員が彼らのマイナスをカバーして働いている
これら有能社員たちは基本とても優しい
損しているなあと思いながら
黙々と働いている
彼らはどうすれば報われるのだろうか
あるいはこのような形で周囲の人を救っているのだから
充分に報われているというべきなのだろうか