テレビで昭和初年から15年くらいにかけての
思想的転向の問題が語られていた
いつの間にか政治は大政翼賛会
マスコミは軍部の宣伝機関
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やはり思想というものには独自の力などなく
経済関係とか生産関係の結果として出てくるものを
言葉や論理で包んだものにすぎないのだろう
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特高警察、拷問、投獄、そうした圧政を眼前にして
一人で抵抗しても抹殺されるだけで
抵抗の力には成り得ない
その前段階が重要なのだと考えられる
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科学者の社会的責任ということが
典型的には核科学について語られる
いま科学者の良心も社会的責任も
何処かの深い穴に閉じ込められているようだ
こんな時期にSTAP細胞騒ぎが起きたりしている
科学者が一層分かりにくくなってしまった