コンコルド効果(コンコルドこうか、Concorde fallacy , Concorde effect)は、心理現象の一つである。コンコルドの誤り、コンコルドの誤謬、コンコルド錯誤ともいう。
世界的には"Concorde fallacy"の名称で研究がなされているが、日本では"fallacy"の訳語が一定しないため"Concorde effect"の訳語としての「コンコルド効果」が用いられることが多い。
「埋没費用(sunk cost effect)」の別名であり、超音速旅客機コンコルドの商業的失敗を由来とし、ある対象への金銭的・精神的・時間的投資をしつづけることが損失につながるとわかっているにもかかわらず、それまでの投資を惜しみ、投資をやめられない状態を指す。