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余りにも違う、決定的に違う男の生き方。
全てが顔に態度に表れている。
ここまでの対照を演出した自民党本部は残酷だ。
一人の男は、岡野工業代表社員・岡野雅行。
もう一人の男は、現経団連会長・米倉弘昌。
君はどちらになりたいか?
「中卒でなければ職人にはなれない」と断言し、世界を驚嘆させ続ける奇跡的な技術を持つ天才職人。
東大法学部を卒業し、住友化学の社長となり、財界総理の異名を取る経団連会長に収まった経済人。
多弁は無用であろう。動画を見て貰えば全てが分かる。
本当の人間の力とは何か。
地位とは、名誉とは何か。
如何に生きて如何に老いて、そして如何に死ぬか。
「生涯現役」とは如何なる意味か、如何なる生き方か。
社長だ会長だ、経済人だといったところで、一人では何も出来ない、何の力もない。社員あっての社長であり、それ以上でも以下でもない。全ての経済人がこんな程度だとは思いたくもないが、この期に及んでまだ「移民推進」などと寝言を垂れられては、民主党と一緒にまとめて棺桶に放り込みたくなる。
それにしても、「岡野社員」の清々しさはどうだろうか。核戦争で人類が滅亡しても、廃墟の中から這い出して、鍋や釜やと作り出し、明日の日の為の物作りを再開しそうではないか。
君はどちらの生き方を選ぶか?
何時でも何処でも、誰の前に出ても、何の引け目も感じないのは、学歴でも職歴でもない。腕に技術を持っている者だけの特権だ。
日本は物作りの国だ。物作りの国は、世界の何処に出ても、どんな国と相対しても、一歩も引く必要の無い、堂々たる態度が取れる国だ。
口先だけの活動家が、口先だけの議員になり、口先だけで国家経営をしている。職人の国、物作りの国、正々堂々の日本国にもっとも相応しくない連中である。
圧倒的な憧れを感じながら、食い入るように動画を見た。そして同時に、ここまで惨めな人間にはなりたくないな、と感じながら、もう一方の動画を眺めた。
伝説として語り継がれる男と、期限が来れば忘れ去られる男。
自民党本部は本当に残酷だ。
今、政治家以上に劣化しているのは、実は経済人かもしれない。
彼等がまともなら、隣の国ももう少し大人しかろう。金でしか動かない国だ、金のルートを詰まらせれば、直ちに沈黙するのだ。それが何時までも五月蠅いのは、我が国の経済人の責任でもある。
あの場で「大企業なんてのは組立工場だ」と断じた職人の気概を受け継ぐ経済人は、もう出て来ないのだろうか。
自由民主党大会・ゲストスピーチ
岡野雅行:
http://www.nicovideo.jp/watch/1296023944
米倉弘昌:
http://www.nicovideo.jp/watch/1296024041
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そういう印象にも理由はあるのだろう
しかし組織の中で生き抜いてきた人間というものも
大したものだとは思う
こういう書き方の中では、学歴が高いのは馬鹿だとか
職人が偉いとか言われることが多いが
職人も学歴も何も関係はないと思う
そばで10年位過ごせば、その人の多面的な評価ができるだろう
こういう書き方が、マスコミ的ポプュリズム的書き方であって
全くありきたりの型にはまったお作法通りの仕事であって
こんなやっつけ仕事をしているから
マスコミは人を動かせないのだ
B層でさえ、これ書いた人、なにも自分で見てないよねと思うだろう
だれでも書けることしか書いていない
就職面接の試験作文以下ではないか
自分の体験や分析というものがないではないか
そんな、浅薄で、俗悪な見本である