2014年11月18日19時に安部総理が
衆議院解散を語り、その理由として、消費税を8%から10%に上げることを中止して
1年半先に伸ばすから、そのことで国民に信を問いたいというのだった。
国民に信を問うも何も、増税延期に反対する人がどこにいるのか教えて欲しい。
どこにどんな対立があって、そのことについて信を問いたいのか、まったく分からないではないか
第三の矢とか言っているが内容は未だに不明である
新産業もないし構造改革もないし、「シロアリ」退治をする様子も見られない
東北復興に名を借りて無駄のし放題だし、天下りと独立行政法人は相変わらず鉄壁である
1年半先には必ず増税するから賛成しろという。
アホらしい。
しかしまた野党も、消費税は5%に戻すとか、8%のままで、この先ずっとあげないとか、はっきりと言っていない
それをはっきり言えば、政権をとってから、財務省系の官僚の抵抗にあい、ひどい目に合うからだ。
鳩山首相と同じ運命になってしまう。
だから与野党の対立軸は、与党が「1年半先には増税」、野党が「増税はずっと中止」、この対立で戦わないといけないだろう
国の借金はどうするか、まずは徹底的な節約である、シロアリの撲滅である
旧ソ連や現代ギリシャのやる気のない公務員を笑えないではないか
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そもそも驚くのだが、増税を1年半先に確実に実施すると言われて、一年半延ばしてもらってありがたいと
投票すると思っているのだろうか。
どんなお人好しでもそれは無理ではないか
増税するけど、いまがいいか少し先がいいか、私を選べば少し先になるよ、ありがたいだろうというわけだ
増税をやめたらいいじゃないか
さらには減税をしたらいいじゃないか
少ない歳入でやりくりすべきじゃないか
そもそもいままで莫大な税金をどこに使ったのか、お金はどこに消えたのか
誰もそれを問題にしないのか
その点を考えただけで官僚に操られている
これからだって増税なんて許さないし、
そもそもこれまで続けてきた税金の無駄遣いを返してもらおうではないか
それを増税を1年半後に延ばしてやれば、国民は喜ぶだろうと考える思考が全くおかしい
それでもなお、多数の支持を集めるのでしょうか
意味がわからない
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無理に対立点を求めれば、政治主導の減税派と、官僚主導の増税派の対立で、このままでは負けそうだから、
投票を通じて、増税派の官僚を黙らせようというならともかく、
全く、そうではない
政府のスリム化の具体策もないし、産業構造の転換の案も出されていない
つまり第三の矢は言葉が踊るだけで中身がない
中身を出そうとすれば官僚が反対をするからだと
説明はできるのだが、政治家も本当は何もやりたくなくて、現状維持を願っているだけではないだろうか