テレビで
障害者が自立できないということの意味は
たとえば、マンションの上階に住んでいるとき、火事が起こったとする
車椅子の人であれば、逃げるにはエレベータを使うしかないが、
火事の時にはたていてはエレベータは使えない
自分の足で歩ける人であれば、エレベータが使えない場合でも、
階段で降りる、避難梯子を使う、非常設備を使って滑る、屋上に登って待つなど
いろいろな方法がある
自立できないという表現でもいいが
それがすぐに他人の助けが必要という意味になってしまわないようにできないか
実際は、エレベータという方法しかないから、他人の助けが必要ということになるのであって、
いろいろな方法があれば、自力で何とかする可能性も開けてくるはずだ
いろいろな方法があればいいだけの話なのだ
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心理的な方面でも同じようなことで、
なにか聞いてもらいたいことがあるときに、
聞いてくれる人が一人しかいないとしたら
聞いてくれる人にも都合もあるし体調もあるので、
いつでも引き受けられるとは限らない
これが聞く人が一人だけではなく10人くらいいたとすれば、
ずいぶん楽になるし、自立していないとか依存しているとか言われないでもすむ
この種の依存は支配にもすぐにつながる