オリンピック強化選手

小中学生の有望選手をオリンピック強化選手に指定して
どんどん鍛えて
メダルをとって日本国民としての絆を確かめ合うのかな?
本人たちにとっては将来の飯の種で結構なことだと思うが
またぞろ、経費をかけて、設備を作ってとかの話だ

昔の東ドイツみたいに育成すればすごいんでしょうが
あれはあれで痛々しいものではあった

そもそもの話、たとえば走るのが速いとしてなにか良いことがあるだろうか
狩猟民族としても、野生動物のほうが多分速いだろう

石ころを正確にぶつけることができれば狩猟には有利だろうが
それは野球なのかな
でも多分人間は動物にぶつけるのではなくて他人に後ろからぶつけるのではないだろうか
多くの人骨がそれを物語っている

「逃げ足が速い」というけれども泥棒をするなら足は速いほうがいいだろう
泥棒を追いかけるときは足が速いとかえって危険な目に会うかもしれない
逃げるときには川を飛び越して、走り幅跳び
塀を飛び越えて、走り高飛び
というわけで、泥棒して逃げる技術がオリンピック競技にたくさんあるような気もする

結局、足が速くてもいいことはあまりなくて
他人の物を泥棒したり、喧嘩したりするときには便利という程度だろうと思う
悲しい話だ
水泳も同じ

全く馬鹿馬鹿しいのは、競技の種類とかルールが自然発生ではなくて、
オリンピック委員会によって政治的経済的に決められていることだ

そんなくだらないルールのもとで勝利するために小中学生を鍛えるというのも
アホらしい感じはする

まあ、とりあえず、退屈を紛らすには丁度いいわけだが

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サッカーをもっと強くしろと言われても
限界があるような気がする

速く正確に田植えをするとか
チームプレイで稲刈りをするとか
そういうのなら結構勝てると思う