米国の軍事支出は年間5000~6000億ドルに達する。1ドル=100円換算で50~60兆円の規模ということになる。 このうち、武器弾薬等の兵器支出だけで20~23兆円を占める。 日本の巨大な原子力ムラの経済規模が年間約2兆円であるから、米国軍事産業のとてつもない巨大さがよく分かる。 死の産業と言ってよい米国軍事産業は、世界最大の規模を有する超巨大産業なのである。 この超巨大産業を維持するために必要不可欠な存在が「戦争」である。 「戦争」が発生する最大の理由がここにある。 20兆円を超える超巨大

米国の軍事支出は年間5000~6000億ドルに達する。1ドル=100円換算で50~60兆円の規模ということになる。
このうち、武器弾薬等の兵器支出だけで20~23兆円を占める。
日本の巨大な原子力ムラの経済規模が年間約2兆円であるから、米国軍事産業のとてつもない巨大さがよく分かる。
死の産業と言ってよい米国軍事産業は、世界最大の規模を有する超巨大産業なのである。
この超巨大産業を維持するために必要不可欠な存在が「戦争」である。
「戦争」が発生する最大の理由がここにある。
20兆円を超える超巨大産業を維持させるには、ある程度の大規模戦争が常に必要不可欠なのだ。
これが戦争の本質である。
戦争は必然で生じるものでない。人為によって生じるものなのだ。
そして、戦争で犠牲になるのは、末端の兵士と戦場の市民である。
戦争を創作する者は、常に安全な場所に身を置く。
戦争は軍産複合体の利益のためだけに創作されている。