昔の人は
狐がついたとか
憑依とか
イタコの口寄せとか
つきものがとれたとか
乗り移られたとか
死んだおじいちゃんが憑いたとか
酒を飲みすぎて魂が抜けたとか
それでも朝になって魂が戻ってきたとか
自然な感覚としてそのような考え方をしていたらしい
単純に言えば
生物と無生物の違いは魂が宿っているかどうかであり
死ぬということは魂が体から抜けることである
死んでいない時でも
ショックが大きかった時などは魂が一時的に抜けることがある
時間が経てば戻ってくる
戻ってくるまでの間、他の魂が体に入ってしまうことがある
天動説と地動説で言えば天動説に属するのだろう
自然な感覚である
この場合の地動説を突き詰めていくと
自由意志は錯覚であるということになるのだが
そうなると日常生活での自然な感じ形大きく食い違うので
世界観の一部として自由意志錯覚説が組み入れられるには
まだまだはるかに時間がかかるだろうと思う
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太古からの言語習慣が我々を縛っているのだろう
まあ、それで別に構わないのだが