1989年6月4日の天安門事件から25年

1989年6月4日の天安門事件から25年、四半世紀たつ。
言論統制、圧政、人権無視、汚職、環境悪化、経済至上主義。

マスコミ統制はもちろんであるが、インターネット関係の情報統制も
中国に特有であると見える。

検索サイトを舞台に徹底的に情報統制しているという

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ここに世界の未来の姿が見えるという意見がある

楽観的な世界観では、ネットの発達は、より正確な情報と、より多様で深い意見を
もたらすだろうというものであるが、
悲観的な世界観では、デマと中傷と嘘が蔓延するだろう、
そして権力者による情報統制がもたらされるというものである。

都合の悪い情報の排除と、権力者に都合のいい意見の拡散である。

この延長線上で言えば、各国は、国内法により情報統制し、
あるいは法律によらず、密かに情報を統制する。

そこまで完成してしまえば、国境を超える情報については
あまり問題にならないだろうと考えられている

一つには言葉の問題がある。英語ならば拡散しやすいが、
その恩恵をうけるのは世界の一部だけである。

世界の知識人階層では共通の情報交流の場がある。
しかしそうではない大多数の人にとっては、言葉の壁があり、
情報流通の壁があり、結局のところ、たこつぼの中で政府に統制された情報の内部で生きることになる