まずお悩み相談コーナーを読んでみると、
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【お悩み】
勧めると「いやだ」というのでほっとくと「欲しかったのに」とか。彼氏があまのじゃく過ぎて、うまくいきません。
(うさぴょん 30代 男)
まず、あなたの認識を正すとこから始めましょうか。彼氏はあまのじゃくなんかじゃありません。もひとつ言うと大人でもありません。はい。彼氏は6才男児なんです。男子ですらない男児。
ということで、もうおわかりかとは存じますが、彼の操縦法は超カンタン。ママになって6才の僕たんのお相手をしてあげるんです。
僕たんは大人には負けたくないというプライドがやたら高い生き物ですから、僕たんの言うことは頭ごなしに否定してはいけません。しっぽの方からゆるゆると否定する分にはアリ。だって、どうしても否定しないといけない場面に否定しないのもおかしな話ですからね。わたくしがお話するのは、あくまで健全な関係を築くためのやり方ですので、一応。そこは清く正しく美しくいっときます。
つまり、こんな感じでいくわけです。
僕たん:なんちゃらこんちゃら
彼女:そっかー、そうなんだー
僕たん:だって、×××
彼女:そっかーそうなんだー
僕たんに対してひたすら「そっかーそうなんだー」を繰り返します。そうするうちにごねまくりの僕たんも、ついに話すことがなくなってきます。そしたら、こちらの言いたいことをやおら持ち出すわけです。もーう、ゆっくりゆっくり。一度抜けたパンツのゴムをもう一度穴に通すときの要領で照準を定めてじっくりじわじわ攻めていくのです。
もう一度言います。僕たんはプライド高いです。だから、僕たんのいいところを探し出して、そこを褒めつつ、おだてつつ、「でもね、××だから××だと思うんだー」と理屈と筋の通った話法でたたみかけるのです。あ、僕たんは非常に繊細で敏感なので褒めるといってもとってつけたような嘘の賞賛は見抜いてしまうので、
そこんところは要注意。
そ〜うするとあら不思議! 僕たんがとっても聞き分けのいいこになってしまうのでした〜。
こういうのが上手だから子持ちのホステスってモテるんだよな〜。
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ふむふむ そっかー、そうなんだー