社会を本当に変えたい人たちのために
社会を変えるために政治を変えたいと思う純真な良い子たちは
言論により賛成者を増やし、選挙で多数を占めて、政策を実現しようと試みている
昔は暴力的革命により世界を変えるという考えもあったが
現在の警察力その他を考えると当然無理な話だ
現実に自分たちの政策を実現したいと考える人達は
お金を用意して、それで政策を買っている
政治は切り売りされている
売っているのだから競争して買えばいいのだが
それをしないで正論を語り理想を語りたいていは選挙で負けて政策は実現せず
選挙で勝つこともたまにはあるが
結局選挙で勝ったあとで政策がねじ曲げられ
資本力のある勢力の考えのとおりになる
結局政治を動かしているのは裏のお金なのに
それに対抗するために裏のお金を用意しないで
表の言論だけで勝負しようとするのは
もう限界が見えたと思う
選挙というものはロジックの世界ではないから
「風が吹く」だけの話だ
多数を占めても政策は結局変わらなかった
政策を思うがままに買っているトヨタを考えてみると
結局トヨタ自動車の販売価格のなかに政治のためのお金も上乗せされているのだ
たとえば東電を考えてみると
東電は潰れないしいくらでも値上げできるのだから
電気料の中に政治用代金も含めて徴収すればいいだけの話だ
トヨタや東電に政治のためのお金も支払っているのである
トヨタ職員が自分のお金を出しているのでは全くない
市民が企業に支払うお金の一部を、自分たちの政策を買うためのお金として使えばいいのだが
その仕組というか回路がない
地元政治家に直接会って話をして政治献金するとか
医師会などの圧力団体として活動するとかの道になるのだろうか
茅ヶ崎なら河野太郎、横須賀なら小泉進次郎に直接会って話をすればいいのだと思う
市民活動というレッテルを貼られると今度は市民活動家という
怖いレベルの人たちが登場して
政治に回る前に資金は回収されてしまう
本来は選挙で決められればそれで政策が実現するはずだてあるが
直接民社主義ではなく
間接民主主義なので
政策は主権者国民とは別の勢力が
別の手続きでお金を出して買っているのだ
だから、この実質的な政策決定過程である第二のプロセスに
市民が直接関与できるようにしなければならないと思う
とはいいながら、まあ、無理な話だ
「国が何とかしてくれる」的な観念しかないのだから