アメリカにとって、戦前の亡霊によって支配されているかのような日本の軍国主義は厄介。
旧大日本帝国の軍国主義(その装置としての靖国、天皇、戦前教育)は、
ナチス・ドイツのファシズムともども「絶対悪」であるというのが世界の常識である。
天皇については諸事情により利用価値があったので残した。
ナチス・ドイツのファシズムともども「絶対悪」であるというのが世界の常識である。
天皇については諸事情により利用価値があったので残した。
「絶対悪」は誤解だ、あるいは、どう思われてもいいから、
「僕ちゃんの信じるとおりにやってみたい、だって僕の国だもん」という首相が存在している。
「僕ちゃんの信じるとおりにやってみたい、だって僕の国だもん」という首相が存在している。
国を思い、日本を戦前回帰させたいと願う個人的な気持ちを優先させることが
国に経済的・外交的損害を与えるとしても、
結局国のためなのだという愚かな錯乱の中で事態は進行している。
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人間がある信念を持つには理由がある。
また人間がある信念を維持するにも理由がある。
始まった理由と維持要因の二つをまず、個々の人間の生育歴に即して理解したい。
その後で、柔軟な思考をおすすめしたい。
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悪の帝国中国が有無を言わさず攻めてくる、その恐怖が根底なのだろうか。
中国の行動の前にはすべての理想も説得も無駄である。
実弾で抑えこむしかない。そう考えているのだろうか。
その時アメリカとはどうするのだろうか。
それを考えると、アメリカは中国とは仲良くしなさいというシグナルを出し続けている。
従って、成り行きによっては、中国のことなどより、長年の恨みを込めて、アメリカを討つという可能性もある。
(それが15年戦争、第二次大戦の一つの見方だろう)
いずれにしてもフリーハンドを確保するためには
正規軍と司令部と、法律を整える必要がある。
残念ながら少子高齢化なので、中高年の人たちがぎっくり腰や糖尿病を抱えつつ、戦争をするのだろうか。