就任会見で暴言を連発したNHKの籾井勝人会長(70)。
三井物産の副社長だった人と紹介されている。
サラリーマン社会は実に厳しい。このような人の下に配属されても、働くしかないとは。三井物産の人たちは複雑な気持ちで状況を見つめているだろう。NHKの人は複雑どころではない話だ。
あるいは、すべてのサラリーマンは、「上に行くほど」という現実を見せつけられて再度失望しているのではないか。
なんとも希望のない話である。
問題発言はすでに何度も詳細に取り上げられているのでいいとして
「なぜオランダに飾り窓(売春街)があるのか」という発言まで飛び出して
この部分はたいへん不思議なことになっている。
飛び火した形のオランダもびっくりだろうが、私は日本語として発言の趣旨を読解できていない。
オランダはいまロシアと政治的に、実際の暴力を伴って喧嘩しているので興味を引いている。話の原因は海底油田の利権らしいのだが、オランダのグリーンピースの活動家ら30人が北極圏でロシアの海底油田開発に抗議したところ、ロシア側に海賊行為罪で起訴された。それに対して報復でハーグで在オランダロシア大使館のドミトリ・ボロジン公使(公使というのは大使の次に偉い人)が児童虐待の容疑でオランダ警察に拘束されたとかいうなんともまあひどいような話。相手はプーチンなので、当然報復。モスクワで在ロシアオランダ大使館のオンノ・エルデンボッシュ首席公使、大使館のナンバー2に電気工事を装って侵入、公使をぶん殴って出て行った。オランダでやられたのがロシアの公使ですから、同じランクのやつをやる。これは明らかにプロの手口。
戦後賠償は複数の形で日本からオランダに対して実行されたが、慰安婦問題ではオランダが日本に対して謝罪を要求している。プーチンにだって喧嘩を売るのだから海賊の子孫なのだろう。会見のついでに、論理の脈絡なくオランダを名指ししたりして、本当に危ないと思う。「スマラン事件」「白馬事件」
大麻、安楽死、管理売春、同性婚など全般に進取の気性といえるのではないか。
障害者のためのセックスボランティアの領域ではオランダが先進的で、自治体が助成金を出している。
関東ダッチサークルというのがあってDe Nederlandse Kring in de Kanto (NKK)。