安部総理、報道ステーションで語る。妄想混じりで再現するとこんな感じ。
ーーー特定秘密保護法案について、国民は心配している。国民の知る権利が制限されるのではないか。
安倍ーーそれは誤解だ。市民の生活はこれまでと何も変わらない。報道関係者の知る権利も変わらず保たれる。これまでも、公務員と政治家の秘密保持の義務は保たれてきたのだから、何も変わらない。
ーーー何も変わらないというが、ではなぜこんなにも急いで、こんなにも慎重論が強いのに強行したのか。
安倍ーー例えば、公務員がスパイに秘密をばらして、尖閣諸島で何かあったり、防空識別圏の問題で何かあったらどうするんですか。公務員や政治家が秘密をばらさないようにするんです。
ーーー
いや、だから、秘密を保持するには、従来の公務員法でいいわけでしょう。なぜわざわざ慎重論を押し切って決めたのか。スパイを防止するためというのだが、007が日本の法律を呼んで、「あ、スパイは禁止されているのか、じゃあ、やめた」というのだろうか。どう考えてもおかしな話だ。
スパイを禁止する法律を作ったからスパイはいなくなる。
公職選挙法作ったから選挙違反はなくなる。
売春防止法作ったから売春がなくなる。
というはずはないでしょう。
現状では、各省庁で、秘密をシュレッダーにかけて捨ててしまえば、それで消えてしまうだけ。
特定秘密保護法をチキンと使えば、60年後には消えたはずの秘密がわかるはずなんだが、
そんなことは多分ないだろう。
伝える必要のある人にだけ伝えて書類は残さないはず。
公務員は秘密をばらさない、というだけの原則なので、公務員にとっては特段の意味のない法律に見える。公務員にとっては現状維持。
要するに、気に入らない人間を締め上げるときに使うのではないかという疑念が消えないのだ。
ーーー
現状でもいいんですが、もっと厳重にして安心するために、慎重論を無視して、強行しました。慎重論を抱く人に安心して欲しかったから、強行したのです。
という、全く安心できない破綻した論理を述べていたように思ったが、
多分、聞き違いだろう。
ーーー
自由と民主主義と平等と平和と
などという西側諸国の共有する価値観というのは、
結果としてできた法律ではなくて、
その法律がどのようにして成立したかの中にあるはず
そして民主主義と大衆操作は何が違うのかを考える必要がある
学校で円周率は3と教えた
マスコミも円周率は3と宣伝した
円周率は3だという候補者が当選した
円周率は3だという歌ができて
ブッダもイエスもマホメットも円周率は3だと言っているとか言い出して
そもそも円周率はと言おうとすると
3が美しいだろうと強行採決