"脳の中では、ニューロン(神経細胞)のネットワークが膨大な情報を電気シグナルとしてやりとりしている。そのやりとりによって、僕たちの体は動いている。このニューロンとニューロンの間で情報をやりとりするときに欠かせないのが脳内神経伝達物質で、100種類上あるとされています。現在その働きが確認されているのは25種類ほど。セロトニンはその1つで、体温調節、ホルモン分泌に関与するだけでなく、不安やイライラを抑えて精神を安定させたり、沈んだ気持ちを明るくしたり、穏やかな幸せ感をつくる作用があるとされています。
5年ほど前から、このセロトニンがうつと関係しているのではないかと言われるようになり、セロトニンが足りなくなるとうつ病になりやすいことが分かってきた。厚生労働省によると、うつ病が大半を占める「気分障害」の患者さんは現在約100万人いますが、今やうつ病の新薬のほとんどは、脳内にあるこのセロトニン量を増やすものです。
僕が思うのは、最近の日本人は、このセロトニンが足りなくなっているんじゃなか、と。"
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5年前とはまたなんのことだろう。
現在では特許も切れてSSRIはすでに開発終了です。
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しかしながら、読者は何が理解できるのかを考えて、理解できる範囲のことを言うというのも、技術なのだろう。
何が正しいかではないのだろう。