ネルソン・マンデラ氏死去の夜
特別秘密保護法案参議院でも可決
ここ2,3日の答弁の中で次々に関係機関を設置すると明らかにするなど
泥縄つまり「泥棒を捕らえてから縄を綯う(なう)」方式のようだ
国を守るためと言いつつ
公約にもない法案で国民をだまし討ち
選挙までは時間があるから
再度、経済の話をすれば国民は熱狂するだろうと計算しているのだろう
単純に言えば戦争がしたいということなんだろう
という意見は強い
戦争と言って悪いならアメリカがこれまで行ってきた国際的な警察行為
ということになるのだろうか
中国と戦争をするのではなくて、東南アジアの警察になって、無法な中国を取り締まるという気分なのか
アメリカの状況としては軍事産業は依然として巨大なままなのだが
武器をいっぱい作っても買ってくれる人がいない感じ
日本が買ってくれればいいなあということらしい
また、アメリカでもどこでも同じだが、軍人になろうという人がいなくなっている
徴兵制をやめてから、必死にスカウトしているが、入隊する人たちは
まあ、そんな人達であって、沖縄の基地などで、あまり行儀がよろしくない
そんな中で、成熟した文化国家の日本が、これから軍隊国家になるのかと思うと
一体どういうものになるのだろうと思う
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新規産業を作り出すことがなかなか出来ないので軍事産業部門を拡充しようとする欲望は強いだろう
制服を着た軍人さんがパレードをする
中国大陸でも朝鮮半島でも見られている景色がやがて日本でもテレビのメイン・コンテンツになるのだろう
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強い政府、決められる政治などというのだが、
官僚に都合の悪いことは決められず、国民が窮屈になることは強行採決でもして決めてしまう
官僚独裁国家といえばいいのだろうか
独裁国家のいいところは、途上国が先進国にキャッチ・アップするときに非常に効率的に機能する点である
日本の高度経済成長はその典型だった
しかしそこから先、欧米をリードして進むには独裁ではうまくいかないと思うがどうだろう
シンガポールのような強い政府を期待しているのだろうか
日本にはそれも合わないだろう
成熟した民主主義は、なかなか結論が出ないものと思っていいのだと思う
裏取引としては、特別秘密保護法案は通過させるので、
消費増税に伴う例外扱いとか特別措置としての軽減税率などを狙っているとのこと
どんな人達がどんな利益を守るか、今後炙りだされると思うのでしっかり見ていこう
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世界の傾向として、生産過剰、供給過剰なのだろうと思う
だから生産者は損ばかりする
しかし世界の99%は貧乏でほとんど何も買えない
大宣伝をしてやっと少し売れる
マスコミも広告主がいなくて自社関連企業のCMが目立つ
昔からの商品はあるのだけれども誰も欲しがらない
それが基本なのだろう
携帯通信会社ももっと透明な料金プランで勝負すればいいのに
人をだますことが目的と明らかにわかるような商売をしていて
いまここで、さもしく儲けようという気分がありありと見える
プロ野球の世界などでは分かりやすいが
もっと給料を低くして関係者の裾野を広くしていけば
それもいい方針であると思う
しかし現実は一部選手に報酬が集中、いびつな格差社会になっている
ポスティングシステムの議論があって、今回楽天田中投手が一番の対象だと思うが
ヤンキースは100億円でも出すのではないかと楽天的な報道があったあと、
今日のニュースでは上限を20億円にして複数球団との交渉が可能とする案が出ているとのことだ
楽天球団以外の11球団は賛成、楽天球団は大きな損をするらしい
田中投手としては最初の金額よりも、アメリカで実績を上げて報酬を貰えばいいと考えれば、何も騒ぐこともないのだろう
むしろまつわるお金は高くないほうがクリーンなイメージを保てていいのではないか
それに幸せに暮らすために必要なお金がそれほど莫大なものとも思われない
普通は、お金がないから、頭を使って工夫をするのだ
貧乏だからいろいろ学ぶのだ
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TPPでグローバルスタンダードで競争をして
なおかつ賃金を上げて物価を上げるとは
一体どうすればいいのか途方に暮れる
どこかが嘘だと思うしかない
歴史的低金利がずっとずっと続いていて
生まれてからずっと低金利しか知らないという人もそろそろ出現している
ほぼゼロ金利と資本主義というものもまたやや矛盾していると思われる