メマンチン

アルツハイマーの薬の中では鎮静的に効くので無理に20までと考えなくても良い

解説を見ると

 周辺症状の軽減を目的に使用する際には、5mgから開始し、標的症状の軽減あるいは安定化を図れた用量にて留めておくのがよいでしょう。例えば、メマンチン10mgで標的症状の安定化ができた場合、その量を維持してしばらく経過を見ていきます。そしてその後、再び症状の再燃・悪化が見られた際に増量を試みるとよいと思います。

 一方、中核症状の進展抑制を目的とする場合、可能な限り20mgまで増量するのが原則です。ただし、患者さんによってはやや鎮静されすぎる可能性もあります。比較的活発な患者さんの場合には20mgまでの増量は難しくないでしょう。一方、おとなしいタイプでは20mgまで増量できない場合があるかもしれません。
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