自民党の西川公也TPP対策委員長が
参議院選挙で公約として掲げたコメ、麦などの重要5分野については絶対守る、
守れないならTPPに参加しないという方針を変更して
コメ、麦などの重要5分野の関税撤廃可否について党で検討が必要とか述べたものだから
自民党石破茂幹事長はコメ、麦などの重要5分野の関税撤廃可否について党で検討作業に入ると表明
反対派の議員からは話が違うと突き上げ
結局、選挙公約を反古にするためのプロセスとしてシナリオ通りの演技なのだろうし
JAともすでに話は付いているとの憶測も流れている
素直に受け取れば、安倍総理は現状でも重点5分野は絶対守ると言っているわけで
大変な矛盾状態であるが、
アメリカも自民党の顔を立てて少しは手加減すればいいものを
完全な股裂き状態
それを
最後にはどのような言い方をしてアメリカの言いなりになるものか、
どんなシナリオなのか、注目が集まる
小泉元総理のように公約なんて守らなくていいんだと
言えるようなキャラクターではないと思うが
どうなるんでしょう(結論は見えているが、それまでの言葉がどうなるか)
消費税増税も結論は見えていたところをいろいろ動いて話題を振りまいた
一週間ごとに話題を出していけば
マスコミは情報を落とすとまずいのでとりあえず政府広報になってしまう
同じような手法でじわじわと宣伝して
「TPPは仕方ないです、アメリカと共同歩調をとることが日本としては大事ですから」
「強い農業に生まれ変わるためには必要な痛みだと思います」という
街頭インタビューを何度も何度も何度も何度もさらに何度でも流すのだろう
結局将来、日本のコメは最高級ブランド米ばかりを作るようになるのだろう